読書とか

長いことちびちび読んでた「死者の書」ようやっと読了。

死者の書 (創元推理文庫)

死者の書 (創元推理文庫)

もう主人公トーマスがどうなるかと(ホラー的な意味でも、男女関係的な意味でも)ハラハラしまくりだったのですが…ああ、こうなるのかと後味やや悪くも腑に落ちるラスト(この印象は個人差がありそうですが)。すとんと腑に落ちる分、途中で感じていた怖さはだいぶ昇華されてすっきり読み終わることが出来た気がします。ホラー的にはいつまでもじわーっとヤな感じが残るようなラストの方が効果的なんじゃないのかなあ? ホラー初心者なのでまだその辺の機微をいまいち理解していないのだけれど。
次はようやく先日購入したホーガンの巨人三部作に取り掛かります。