その他のジャンプ48号漫画感想

家庭教師ヒットマンREBORN!」…表紙&巻頭カラーおめでとう! 最初は打ち切り最有力と思っていましたが、とうとうここまで登り詰めたんですね。表紙はランボちゃんいっぱいだーv あ、でも気になることがふたつ。まずはランボちゃんの目の色…オレンジ? 前回のカラーでは確か緑だった筈…イタリア人だから緑は妥当だと思って公式設定だと思ってたんだけど違うのかな。もうひとつは、表紙にハルちゃんがいなーい! 京子ちゃんなんて今回の本編には出てきてないのに…。扉絵の方にはハルもヒバリまでもいるから、もしかして表紙をレイアウトしたデザイナーさんにカットされちゃったのでしょうか? 扉絵の全員集合ってありえない状況だよね。山本とハルが妙に寄り添いあって見えるのは目の錯覚だよね?
段落を改めて本編の感想。…今回の絵はペンタッチが荒いと思いました。よく見ないと分からない程度の荒れ方なのですが、時間がなかった感じの崩れ方です。やはりカラー+増ページってキツイのかなあ。破綻ってほどではないのだけど、時々気の抜けたツナママやビアンキの顔があって残念でした。お話は、あいかわらずのツナ可哀相っぷり炸裂で面白かったですー。いきなり獄寺と山本のケンカで始まるっていうのは乙女心をつかむ演出v みんなの様子がおかしいのはいいけど、ランボのかくれんぼはいつもと同じな気がします。1人で驚く練習をしているツナが哀れ…。おめでとー! の場面でランボちゃん何してんのかと思ったら、クラッカー覗いてるんだ。リボーン1歳!? 今までずーっと0歳児だったの!? うひゃー。山本が寿司を差し入れ。やっぱり先々週の借金に関してはもう済んだ話なのかしら。ハルちゃん何気にツナにプロポーズしてますよ! しかもツナが将来マフィアのボスだと知った上での愛の告白。もう全然京子ちゃんをリード! ツナもまんざらじゃなさそうだし、もう付き合え! ターゲット柄のスーツはけっこうカッコイイと思います。ビアンキの新技は、回してるピザがポイズンクッキングなので毒矢効果も追加でかなり強そう。ていうか頬に当たったツナは毒が回ってピンチなのではなかろうか。ランボの棒は今回一番ウケました。私、子どものころコレやったよー! ボンヤリしてると最後、指同士がくっついて危険なんだよ。「糸ができてきます」のコマの顔面白すぎ。1点あげてるリボーンは優しいと思います。獄寺の「うまくよけてくださいね!」はヒドイけど、10代目ツナへの心からの信頼と買いかぶりの表れって考えると健気で可愛い。で、ボンゴリアン・バースデーパーティーのオチは、中止を叫んだツナが0点でリボーンに殺されたってことでいいんですよね。死ぬ気弾で殺されて生き返ったから誰も死なずでめでたしめでたし。1点だったランボがこの後殺されるってオチはさすがに…ないよね? ツナ、病院で誕生日って一見悲惨そうだけど、学校は休めるし、ハルちゃんも京子ちゃんもお見舞いに来るし(推定)で、けっきょくいい目を見てるんじゃなかろうか。ていうかそういう「その後」でも妄想しないと可哀相で可哀相で…。
BLEACH」…あちこちで同時進行している戦闘を、場面転換しながらうまく魅せる技量はさすが上手いと思います。しかし、やはり「多すぎ」な印象。一つ一つのバトルをじっくり描いているので、週刊連載で読むと非常にわかりにくいです。単行本で一気に読んだときの気持ちよさを優先しているのかな。一護が空を飛んでたのは、修行で舞空術を身に付けたのではなく飛行アイテム付けてたんですね。ちょっと安心。ジャンプ漫画で「(自力で)飛ぶか飛ばないか」って漫画の方向性の大きなターニングポイントだと思うので…飛んじゃったらもう戻れないっていう感じ。
ONE PIECE」…だんだん緊迫してくる人間模様と、背景でちょっとずつ風が強くなっている描写がうまくシンクロしていて緊張感を煽っています。フランキーはウソップを人質にする模様。これは助けに行かざるを得ないですよね。たとえ人質が赤の他人でもルフィは助けに行くでしょうし。風に弱いスクエア・シスターズが面白い。あの頭、やっぱりウチワみたいな形なんだ。ロビンたちもルフィも屋敷に侵入したみたい。仮面の集団の中でロビンだけ顔出しすぎな気がしますが、もうアイスバーグさんに顔割れしてるからなのか。次回辺りひょっこりルフィとロビン出会いそう。そういえば単独行動中のサンジは…?
アイシールド21」…今回の賊学のエピソード、私の学生時代を思い出して胸が詰まりました…。私は文科系の部活でしたけど、集団で結果を残そうと思ったら自分がいくら上手く出来てやる気があってもダメなときがあるの、すごくよくわかる。葉柱がヒル魔に突っかかる気持ち、悔しさ。それでも負けたから消えるしかないんだよね。泥門は次回ついに巨深と当たるのか。頑張れ。水町は水泳出身ってことだから、そこに何か弱点の手掛かりとかないかな…。
銀魂」…闇鍋に騙されて油断してましたが、今回はめちゃシリアス展開。子供の涙には弱いのでウルウルきてしまいました。レアシール一枚で仕事を請け負う銀さんもカッコいいけど、当たり前のようについていく新八と神楽と沖田もカッコいい。でも新八、頭にゾウさんジョウロ載せたらラッキイ池田だよ。鬼獅子は「本物の鬼」ってことは天人ですね。真選組も最後にはきっと決起して駆けつけてくれると信じてますよ! 感想は少なめですが、今回の話はジャンプの中で1、2を争う気に入り方です。ただ、やっぱり銀魂はシリアスよりもギャグ中心で一話完結の「ちょっといい話」くらいが読み心地いいなあ。
NARUTO」…ナルトに頼るばかりだったサクラが、自分も戦うために火影に弟子入り。女の子が泣いて男の子が助けるという構図はちょっと古くさいと思うので、こういう展開は好感が持てます。これからしばらく修行編かな。
テニスの王子様」…あれー? 杏ちゃんあれだけ大騒ぎしてたわりにはアッサリ「不二さん…」とか言ってるだけ? 結局不二は橘の本当の力を探りに来てたってことか。「10年に一度の逸材」って表現ですが、こんな必殺技使いまくって球威でガットに穴を空けるようなすごい中学生が10年に1度も出るなんて多すぎな気がします。あれ、全国大会まであと6日もあるの? ずいぶんノンビリした展開だなあ。もうあの日から1ヶ月くらい経ってるような気がしてた。
ボボボーボ・ボーボボ」…浮遊城の中は予想通り数フロアになってて、ボスまで順に登っていく方式。闇ルールUP、不公平すぎ。「強欲の摩天楼」確かに凄いけど何ヶ月かかってるんだこのワザ! ぬー$のキメ台詞に笑った。ちょっと前のテレビ局のネタの時の「ところて夫人」を思い出しました。
ワークワーク」…センターカラーのレオ可愛い。プラちゃんの色が濃いところは黒だったのか…。レオは何だかんだ言いながら神様に付いてくるのですね。あくまで「追ってゆく」だと言い張ってる所とかも可愛い。神様はやっぱり黒い血の人たちの食べ物は食べれないんだね。石油みたいな味ってことは、黒い血ってやっぱりオイル系かな。アンドロイドみたいなものなのかも。参賢者がいきなり松田さんを攫ってますが、何か先週語り合ってたことと矛盾してないですか? (予想)松田さんはワークワークの食べ物を食べられないのですから、このままだと砂漠で餓死。そうなっては参賢者たちとしても困る。ワークワークで松田さんと同じ赤い血の生き物は参賢者のコトだけのはずですから…次回はいきなり松田、蜘蛛の糸で御飯にお呼ばれしてるんじゃないかって思うのですがさてどうか。
「マッストレート!」…読みきりその1。濃いなあ…苦手っぽいなあ…というのが第一印象。筋肉とかボディビルダーの「ニカッ★」って笑いとかかなりダメなんですよ。しかし読み終わる頃には何だかいいかもって思ってた。この凄いパワーは強みだと思う。主人公の熱血話と飯田さんの挫折話がうまく絡んでいて読みやすかった。あとさりげなく妹が可愛かったのでもっと出てきて欲しかったな。全体を通して、ものすごく気になる欠点というのは感じられませんでした。あとは好みかなあ。この話では勢いに呑まれて面白く読めたけど、例えばこれが連載だったら…うーん、やっぱり筋肉は苦手かもしれない。
Mr.FULLSWING」…全身に梵字を書いて半裸でバッターボックスに立ってるし、何かオーラバトルになってますが。「怨霊共の影響か…」とか普通に納得してるし。除霊(?)されて爽やかになった沖くんが思いのほか可愛くてやられた。
こちら葛飾区亀有公園前派出所」…地域券ネタ。両さんの戦略、大げさな描写だけどこの方法けっこう効果的な気がします。今回の話はキレイにオチも付いてて楽しかった。ちょっと昔のこち亀を思い出しました。最近また安定してきたかなって感じ。
D.Gray-man」…星野先生ってハロウィン好きなんだなあって思いました…。ロード・キャメロットちゃんがかなりお気に入りなので、今回は可愛くて嬉しいなー。ミランダさんを放って二人ともひったくりを追っかけてったのはマズかった。ミランダ殺されちゃった…? こんな救いのない殺し方はヒドイと思うので、実は間一髪助かったという展開を望みます。オチは「ありがとう」連発とロゼワイン30日分で。リナリーの過去、せっかくのいい話なんだからこんなところでついでのように語られてしまったのはもったいないなあ。リナリー過去話で1エピソードくらいのボリュームが欲しかったです。
武装錬金」…パピヨン様&すっかり感化された御前様、えーっとこんなに目立っていいんでしたっけ? まあカズキたちみたいに山の中を忍んで行っても「○○山に謎の蝶人間襲来!」とかいって結局目立ちそうだから、いっそこのくらい人込みの中でド目立ちしてるほうが逆にネタっぽくて安全かも知れん。立ちション勝負のカズキと剛太、何かもう既に気が合ってるように見えます。斗貴子さんの「ギャフン」萌え。「ウフンv」よりイイと思います。回想シーンの斗貴子さん、心持ち今よりも顔つきが険しく描かれてますよね? 細かい演出だなあ。
「ハピマジ」…読みきりその2。富樫杯作品にして作者名が「カイト」っていうのはネタかと思いました。絵はけっこう描きなれている感じで読みやすく、どんどん繰り出される手品のテンポも良くて引き込まれました。が…物語が無い! ラスト、主人公がちょっとイイ事言ってたりしますが、この漫画は何も起きてないし何も変わってないのです。だから読後感がスカスカ。面白くなりそうなところで描くのをやめたような感じで、大変に残念です。ただ、つまんなくはなかったです。次回作がどんなものなのかに期待します。
未確認少年ゲドー」…今回の話は深かったです。自然と人間の関わりあい方とか、動物の気持ちが「わかる」ってどういうことなのかとか、色んなテーマが凝縮されていて、それでいて20ページ程度の1話完結漫画としてちゃんと面白い。説教臭さと漫画の面白さのバランスとしては完璧なのではないかと思いました。讃良ちゃんの言い分も社長の言い分も間違ってはいない。どっちが正しいという解決ではなく、読者に考えさせるような幕引きなのがいいですね。ジャンプ読んでるチビッ子が、後からチラッとでもこの話のこと、思い出してくれればいいなあ。なんていい人ぶった感想書いてしまったです。
いちご100%」…真中が100話以上もかけて成し遂げられなかったことをたった1話で…! ちなみちゃんの勘違いと小宮山の暴走でいつの間にか恋愛感情生まれちゃったって感じですが、幸せそうだしいいじゃん! いちごでこんな幸せそうな人を見るのってはじめてかも! …えー、真中はさつきとエロいことした翌日、同じベッドに東城を押し倒そうかとか思っているようです。いっかい死ね。
ピューと吹く!ジャガー」…ウンコ攻撃限定ですか。ダブル粘着にストーキングされてピヨ彦大ピンチ。それにしてもうんこうんこ連発してて変だ。動物のうんこだからむやみにでっかいし。ところでなんでピヨ彦のパパはジャガーさんと動物園に行きたかったのかしら?