西島大介/メモ

世界の終わりの魔法使い」について。
「せかいまほうBLOG」でQ&A企画をやってるんですが、そこでの質疑応答を読んで思ったこと。せかまほ1・2のネタバレです。
魔法で創られた「影」っていうのが、アカシックレコード的な所から「ホンモノ」を抽出したモノなのか、魔法を行使するものの内部(=記憶)から作り出されるものなのか、で解釈変わってくると思うんだよな。
前者ならとくに問題なく読めるんだけど、後者なら「1」のムギは「2」のアンの記憶でしかないわけよ。
それは部分でしかないし、下手をすると主観、希望、理想をたっぷり投影した原型を留めないものになるよね。それでいいのか、この「ラブストーリー」は?…っていうのを質問しようと思ってたわけですが、その辺りに抵触する質問に先行して回答が掲載されてました。しかし…うーん、「記憶ディスクである“星の紋章”から思い出をたぐり」って表現はどっちとも取れる表現…どっちかというと後者寄りだと私は感じるんだよなあ。私はここに「コピーを愛せるか」といったイーガンっぽい命題を感じてしまうのですが、西島さんはどうお考えなのだろうか。確信的にボカしたまま話を進めている(「3」に繋がる伏線として)可能性も否めないし、マジで気にしておられないって気もしないでもなし。
その辺をうまくまとめて締め切りまでに質問投稿できればいいなあと思ってる。