ネウロのドラマCD感想です
- 作者: 松井優征
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/11/02
- メディア: CD
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なお、作品内の事件のトリックとかにまで言及しておりますので(一応重要語句は反転しときましたが)未聴の方はご注意ください。
※私は声優さんにはあんまり詳しくない&ドラマCDというものを聴いた経験がほとんどないので、何かと見当違いな意見があったらすみません。
さっそく聴くぜ〜と浮かれ浮かれてプレイヤー起動したら「ランダム再生」になっていて、いきなりヤコが「突撃! となりの愉快は〜ん!」とか言い出して超慌てました。解決編のあたりが再生されなくて本当に良かったです。
声
・ネウロいいじゃん! 魔人声と助手声の演じわけ上手い〜。上手すぎて聴き始め数分は別人かと思って混乱したくらいでした。私の予想より低い声で渋めでした。しかしネウロが喋ると照れるな。ヤコと会話したりすると身悶えちゃうな。
・ヤコがかなり可愛かったです。もうちょい男らしい(学園で後輩から憧れられる系の)声をイメージしてたんですけど、食欲以外はごく普通の華奢な女の子ですもんね。
・吾代・笹塚・石垣のあたりはかなりイメージどおり。とくに吾代は叫びっぷりが自分の脳内音声そのまんまだったので感動しましたよ! 吾代いいわー…。
・サイは中性的なイメージでしたが、どっちかというと男の子寄りでした。アイの声がすごい美少女だったのでコンビで聴くといい感じ。
・最も美形キャラ声だと思ったのが至郎田でした。
話
・オリジナルキャラが出てくる話ということで不安半分だったのですが、原作の雰囲気を壊さずにキャラを立たせたいいシナリオだと思いました。ヒステリア編と絵石家編を足して割ったみたいな犯人像で、ちょっと新鮮味が足りなく思えたのは残念。
・ヤコと父親の回想シーンではあやうく泣きそうに…なったら「はっはっは、ヤコのドンブリは…」であまりのヤコらしさに吹き出した。
・パッケージには「弥子と吾代を引き連れてハガキの主の屋敷に…」と書いてあったけど聴いてみたら吾代は別に最初は引き連れてないやんか…と思った。
・石垣の暗号解読には感動しました。ΩΩΩ<ナンダッテー
トリックは…まあ…「赤い絵の具」と聞いた瞬間に「中毒」ネタは予想でき、そこに来て「看護士免許を持つ、被害者の食事担当のメイド」ではあからさますぎるので、逆にそれがブラフかと思ったらストレートに来たなあって印象です。トリックそのものが重要な作品ではないから別にいいのですが…喰い足りないな。
・暗号の逆再生は音声ドラマという特徴を生かしてていいなーと思いました。それにしても逆回転した声ってなんであんなキモいんでしょうね。
・サイがメイドの1人に化けてるというのは薄々わかりましたけど、あんな無駄にキャラ作りこまなくても…と笑っちゃいました。しかもメイド喫茶にまで!? 無駄に立った石垣とのフラグ。もうこの流れで漫画本編にも出てもらいたい。
・ちょっ…サイに「(ヤコは)殺して捨てた」と言われてカッとなるネウロ描写は何なの、それなんてネウヤコ同人誌!? すげえときめいちゃったじゃないですか!
・突撃となりの愉快犯、至郎田がどう出るのかと楽しみにしてたら…こうくるか! すごくネウロ世界らしいありえない番組に感動さえ覚えました。至郎田くらいしか出る人いないよ。