とつぜん悶える、そんな夜の懺悔

何の脈絡もないんだけどさ、急に思い出してウァァァァーってなった思い出。苦しいのでいっそここに書いてしまう。
中学の頃、校内放送で「リレー小説募集!」って企画をやったことがあったんだ。学園モノで転校生が来たところまでが放送部の作った第1回で、その続きを投稿してね★って内容だったと思う。
そこで当時、作家志望だった私はとてつもなく奮起しちゃったんだよ。この企画は私のためにある!とか思っちゃってさ。大ハッスルで続きを書いた。その内容というのがこれだ。正直イミわかんねーと思うがまあ読んでくれ。

転校してきた女の子は実は24歳のアメリカ人でCIAのエージェント。実は今、地球に未曾有の危機が迫っていた…悪の宇宙人が地球を征服しようとしていたのだ! それを防ぐためにアメリカで秘密裏に超能力少年少女を集め、対宇宙人エスパー軍団を作ろうとしていたのである。CIAの人は主人公の少年の潜在能力に目を付け、エスパー軍団にスカウトするために転校生のフリをして学園に潜入したのだ。
主人公の少年は熱血系だったので、CIAの人の言うがままに渡米。そこで養成所みたいなとこに入って訓練とかする。養成所で出会った中国人の女の子と恋に落ちたりする。ちなみに言葉は通じないのでみんなテレパシーで会話している。
そうこうしているうちに宇宙人が攻めてくる。すげえ戦いになるんだけど宇宙人のほうが圧倒的に強く、次々と殺されていく仲間達。主人公は何とか敵を倒したのだが、倒した宇宙人を見たらロボットだということが判明する。これは明らかに地球製だ…! 宇宙人などは存在せず、全てはアメリカの陰謀だった疑惑勃発。主人公の運命やいかに!?

…これでもダイジェストです。お昼の放送で読んだとしたら1年かかっても終わんねえボリュームがありましたよ。転校生が24歳アメリカ人って何なのかと。ここまでトンデモなのに外国人同士で言葉は通じないはずだとか、細かいことは気にしてやがる。
ちなみに放送部は「主人公アメリカに行く」まで読んでくれてしまいました…。その後は面白がった男子が「さらにイギリスに行く」→「月に行く」みたいな適当な続編を投稿してグチャグチャになってうやむやのまま自然消滅したような記憶が…あああああ当時の放送部の皆さんすみませんでした! そして放送を聴いた全ての在校生達よ、頼むから忘れてください…。