魔人探偵脳噛ネウロ/33号の感想、追記

えーと、書いてから読み返したら何というか、同人系のネウロ萌えトークを求めて私の文章を読んで下さっている人にはあんまり嬉しくない内容かもなあ…と思ったので隠しておきますね。ネウロ至上主義の方は飛ばしたほうが吉。
昨日の日記に「今週号のネウロは私的には今までで一番の完成度だと思ったんだけど、ネットでの評判がイマイチなのが意外だなあ」と書いたところ、Web拍手のほうに2件「私も同感です」という意見が届いてました。ありがとうございます、すごく嬉しいです。
こんな風に、感想が真っ二つに割れるというのは、私は悪いことではないと思っています。前にも書きましたが、ネウロは賛否両論になる、読者を選ぶ、ハマる人はハマるけど拒否する人も出る、そういう作品であり続けて欲しい。ファンのワガママではありますが、そういうパワーと毒こそが、私にとってのネウロの魅力だと思っているからです。…そんな作品がジャンプで生き残れるか、という話になってくると不安もよぎるのですが、松井先生はまだ次のチャンスがある、有望な新人作家さんなのですから、打ち切られるにしても自分を貫いて前のめりに倒れて行って欲しいなあと…(縁起でもないですけど)そうして次回作にその経験を生かしてどんどん成長していかれて欲しいなあと願っています。
ああ、私がファンなのは厳密に言うと「ネウロ」に対してではなく「松井先生の漫画」なのかもしれないです。松井先生はネウロ一発屋で終わって欲しくないから、ネウロを踏み台に考えてくれてもいいと思ってるかも。ネウロ同人やっててこんなこと書いたらマズいかな…。別にそう思うことでネウロへの萌えパワーが減ると言うことはまったくないのですけど…。
ジャンプで生き残るためには、今この作品をヒットさせるのも大事だけれど、人気やら編集の意向やらテコ入れやらの外からの干渉といかに妥協しつつも「自分」を失わずに居られるか、というのが大切だと思うのですよ。どうかどうか、松井先生には長くいつまでも、ネウロに限らずたくさんの面白い漫画を描き続けてもらいたい。だから私は、ネウロ<松井先生という比重で応援したいのです。そのうち赤マルとかで、全く別なお話の読みきり漫画なんかも読ませてもらえると嬉しいなあと思います。