その他のジャンプ40号漫画感想
「ワークワーク」…藤崎竜先生、期待の新連載！ なのだそうですが、実は私、藤崎先生の漫画を読むのは完全に初めてなのです。なので過去の作品とは比較できません（あ、コミックスの表紙くらいは拝見したことがあるので、当時から絵柄がちょっと変わったのかな？ とは思いました）が、面白かったです！ 今まで読んだことがなかったの、もったいなかったかも。話はわりと入り組んでいて、伏線も多く、とっつきにくい方ではないかと思うのですが、それがむしろ「異世界感」を増すのに貢献しているのではないかと感じました。低年齢層に受け入れられるのかな？ という心配はちょっとありましたが、デスノートよりは断然分かりやすいよね…。モノクロもカラーもとにかく絵が美しい！ カラーってCGなんでしょうか、私には思いもよらない色です。話は、何だか父ちゃんがあっという間に死んじゃってビックリでしたが、これってアールマティの中に「まだ生きてる」って解釈でいいんでしょうか？ 主人公の少年の一人称が「もれ」だとか「キター！」だとかはちょっと…好みではないです。神様の少女は地球人？ 次回が気になります。楽しみ。
「NARUTO-ナルト-」…真面目に読み始めてたとき既にサスケの回想シーン真っ只中だったので、サスケとナルト以外の登場人物が活躍してるのが新鮮です。素人丸出しの感想で何なんですが、このカカシって人カッコイイですね！ ナルトは何か凄いものに目覚めたようであっという間に形勢逆転。さすが主人公！
「BLEACH」…卍解って何なのかよく分からないけど、絵だけで凄まじさとか桁違いさが伝わってくるのは上手いなあ。
「ONE PIECE」…今回は先週までの悲しい戦いから一転して、市長密室殺人未遂事件！ ビックリな展開ですが、この急さは前回までの重苦しい感じを吹き飛ばす効果あり、とも感じました。。計算のうちでしょうか…？ 色んな人が色々と腹に一物あるようで、まだキャラクターをよくつかみ切れてない私としてはちょっと気合を入れて読まなくちゃって感じです。登場人物が増えてもさほど混乱しないのはやっぱり上手い漫画だからだなあ。
「アイシールド21」…桜庭って人、もともとモデルか何かだったんですか？ このキャラクターも十分カッコイイと思うのですが。秘密で特訓して超強くなってたりめっちゃ惚れますやん！ 追っかけ激減って以前はよほどの色男だったのでしょうか。見る目ない人にモテていたのか。夕陽ガッツの秘策ってなんなのか気になる。
「ボボボーボ・ボーボボ」…へっくんの顔がステージに！ でも意外ではないよ。ボーボボに意外とか意外じゃないとか、そういう形容は似合わない気がするんだ…。でかくなったへっくんが顔をイジられて、しごく普通のギャグやってるなあと思いました。それにしてもビュティは決してイジられないよな。
「シャーマンキング」…えー！ 最終回なんですか！？ 結局途中から読み始めて、話について行けないまま終わってしまいました…。しかもものすごく打ち切りっぽいんですけどどういうことなのでしょうか。状況が全然分かりません。ああ最後までわけわかんない尽くしの漫画だった…。何か登場人物も死んでるのか死んでないのかわかんないし。これ、月刊とか赤マルとかに移動して続くのかしら？ とにかくお疲れ様でした。次の連載は連載第1回から読んで、ちゃんと話についていって感想を書きたいです。
「銀魂」…今回は神楽ちゃん活躍の話でバンザーイです。神楽ちゃん大好きなのです。しかも定春と一緒に行動していてもうそれだけで何もかも許すよー。キャホォォウ！ってかなりイってしまってますが。台詞のそこここがキャラ違う感にあふれているし、等身も心なしか下がってる？ でも、反省しているようで全然反省してなくてむしろ銀さんに責任転嫁しているモノローグの辺りとか良かったです。テレフォンショッピングの外人コントはイマイチ。全体に台詞回しはイマイチだったと思います。
「テニスの王子様」…「その勇気と自信認めてやろう！」じゃねえだろ敗者が…。なんだかどの場面もマジなのかギャグなのか分かりかねます。ラストに出てきた九州弁の人、また更に強力な技を持った敵なのかな。まさにジャンプ名物強さのインフレ。超能力も異次元パワーも無い人間の中学生の話なので、次々強力な奴を繰り出すパターンではいつか破綻しそうでハラハラします。
「家庭教師ヒットマンREBORN!」…次回センターカラー！ 打ち切り回避確定ですよ！ しかし今回の話はちょっとアンタ違うでしょって感じです。まずランボちゃんもビアンキもハルちゃんも出てこない！ 京子ちゃんって読者の方ももはや「キョーコ…？」状態ですよ。ていうかてっきり京子ちゃんは「無かったこと」にしてハルちゃん中心で話を進めるのかと思っていた矢先でした…。そしてお兄ちゃんがらみでボクシングの勝負、これが正直ツマンナイ。スポーツ系はツマンナイの法則を感じます。先週の、みんなで問７わかんねえよって喋ってる方が面白いよ。ぜったいリボーンはお茶の間コントだと思いますよ！ リボーンがまた変装して天才として出てきたのはけっこう好み。毎回「リボーンは○○の達人だったのか！」って繰り返したら面白いのに。死ぬ気弾が無駄撃ち多かったのは非常に気になります。遅刻程度で撃ったらそのまま死ぬんじゃないの！？ 大体死ぬ気ツナは可愛くないので別に撃たなくていいとすら思ってしまいます。でもまあ、天野先生はけっこう話ごとに面白さの高低が激しいので、次回のカラーを期待したいと思います。ぜひカラーでランボを！（結局これだ）
「D.Gray-man」…ララ可愛い。でも、どうも展開が同情心を起こさせよう起こさせようとしているのが見え見えで気になります。私は正直、神田の意見に賛成だけど、どうせ結局は死ぬまで待っちゃうんでしょ？ そうじゃない、第3の思いがけない解決法が出てくるのならビックリ最高なのですが。この話、ちょっと底が浅く感じるときがあるんですよね。作者が若いのかなという印象です。重いテーマが手に余るなら、いっそもっと軽やかに善と悪の戦いを描いたほうが生き生きするのではないかとも思います。まだ話も序盤ですから、結論を出すのも時期尚早だとは思うのですが、今のところちょっと「期待しすぎだったかな…」と思ってしまっています。
「いちご100％」…あいかわらずムカツク設定の真中ですよ。「俺には西野とか東城とかいて…」って！「いて」ってどういう意味かよ！ そして後半ではその西野さんと逃避行だ。…西野さんは何か大変に思いつめているみたいですが、本当にいいのか？ 完全に駆け落ちの状況です。一線は超えないんでしょうが…いや見たいな、エロいちご。
「こち亀」…なるべくタダの悪口みたいなことは書きたくなかったんですが駄目だわ、我慢できません。秋元先生の大阪ネタは心底ムカつくのでやめてくれ！
「武装錬金」…ブラボーがカズキを殺して海にほってしまいました！ もちろんこれでカズキが本当に死んでいてはこの話が続くわけもないので、何らかの救済策が待ち受けているのでしょうが…トキコさんの狼狽っぷりが可哀想です。本当に「まとめて引っ張り上げた」剛太くん漢じゃん！ 次回どうなるのでしょうか。
「HUNTER×HUNTER」…最後のコマで後ろから除いてる心霊みたいなの何？
「未確認少年ゲドー」…えーと前回の感想思いっきり間違ってました。ささらちゃんがやられたのは、心臓のある左胸ではなく右胸でした…。ケアレスミスです。ごめんなさい。さて、今回の話はやっぱりささらちゃんのヌードに尽きます。ちくびないけど！ あんまり色気は感じませんが（ゲドーのせいかも）さわやかなすっぽんぽんで漫画の雰囲気に合ってていいですね。オチのゲドーくさいさららちゃん可愛い。私はこの漫画がかなり好きなので、もっと長く続いて欲しいです。ちょっと打ち切りが心配なんだ…。
「Mr.FULLSWING」…それにしてもなんでこんな寒いギャグが毎回入るんですか。この合宿が何かおかしいって最初から気付いてはいましたが、じじいの「考え」って何なんでしょうか。最後の土下座、どう出るのか。…もしかして終わっちゃうの？
「ぷーやん」…まさかシャーマンキングのほうが先に終わるなんて。「風」のヒントをぷーやん自身が解かずに師匠みずからがバラしちゃダメでしょ！ もう！
「ピューと吹く！ジャガー」…ピヨ彦が読んでるのってやっぱり「いちご」か…。いや意外と「名探偵コナン」とかどうだろう。ガンニョムでも十分怖いと思うけどなあ。オチは「うまくまとまった！」って感じ。
