いま話題のアニメ映画の話

映画観てきました。テレビでもいっぱい宣伝しているアレ、そうアレアレ!
劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
……ついポニョとの二択でこっち選んでしまいました。ほら、どうせポニョは冬頃までやってるでしょ?
さすがポケモン、高品質のキャラクター映画だと思いました。シェイミ可愛いよシェイミ。ただ、もうちょいゼロのキャラクターを面白く奥深く出来ただろうというのはちょっと惜しかったなあ。とは言えきっちり子供を楽しませるため(そしてしっかり商品を買ってもらうため)に大人が全力を出し尽くしてて、自分の中の主義主張を適度に抑制してあるエンタテインメントというのは観ていて心地よいものです。
そういう視点で考えると、ポニョは多少不安なんだよなあ。今の宮崎さんはもはや「誰かを楽しませる」ために絵を描いてないように見えちゃうんだよなあ。とか何とか言いつつ観に行くんだろうけどな。
ところで子供映画と言えば劇場版ドラえもんの新作が決まりました。
「新・のび太の宇宙開拓史」
私、この作品が全ドラえもん中トップクラスで大好きなんですよ! だから今回の映画は、楽しみではあるのですが、「新」がどの程度の改変を意味するのかちょっとドキドキしています。「すこし・不思議」も「サイエンス・フィクション」も「スペース・ファンタジイ」も全て含めた、F先生の「SF」への想いが詰まりに詰まったこの作品のSFの部分が損なわれるような変更がなければいいなあ…と思います。奇跡とか起きなくていいのでホント…。あ、チャミーが原作版の顔つき採用なのは嬉しかったです。
ちびっこ映画ばかり気になる夏。