アニメネウロ感想

そういえばアニメネウロについて「面白くなくなったら感想やめる」と公言していたのでそういうことかと思われてる? 単にサボってました…。何でジャンプ感想は書けるのにアニメやドラマの感想は続かないんだろう…。アニメ楽しく観ております。
文句言いたいところもいっぱいありましたけど、デビュー作からずっと好きな漫画家さんの作品ががアニメ化され、ゲーム化され、グッズ化されるという怒涛の数ヶ月間はとても楽しかった。mixiやブログなんかで「アニメを見て興味を持って漫画も読んでみた」って記事をみる度にニヤニヤしてた。もうすぐこんな日々が終わっちゃうのが残念でなりません。
以下ネタバレ含むカオス感想です。※オリジナル展開に好意的な感想になっていますので、そういうのOKな方だけどうぞ。
・とりあえず原作好きな立場から見てもHAL編ラストは好き。どんだけ駆け足でまとめるつもりなんだよと懸念していましたが、思いのほか良演出で感動しました。
・現在のオリジナル展開はすげー面白い! 別物として! そうそう、最初からこのくらい「別物」やってくれてれば良かったんですよ! 中途半端に原作エピソードをなぞる部分を織り交ぜるから原作信者が期待したり失望したりするんじゃん。これだけ違えば安心して見ることが出来ます。
・ずっとアニメ版笹塚の喋り方が何かに似ていると思ってたらやっとわかった。アナゴさんだ。「ィヤコちゃーん」という感じの粘度の高い口調が!
・24話は「野上ネウ郎」に笑った。偽名!(夜神月的表情で)しかしテレビでネウロたちの名前が報道されたのに驚き。笹塚や石垣はともかく事務所のメンバーまで正規の手段で南米入りしていたとは。特にネウロは魔界能力の力で正体誤魔化しているか、ジャンボ機の翼の上にでも乗っかって(吾代の首根っこ掴んで)飛んできているのだとばかり。
・今までのキャラたちがワンカットずつ登場するのを見て「ああ最終回直前なんだ」という感慨が…。池谷&由香が仲よさそうだったのが嬉しい。
・アニメでの弥子父親殺害の真相は「多分サイの仕業だけどサイはもう忘れてる」って感じになるのでしょうか? 最終回まで引っ張ってうやむやオチはないだろう。まがりなりにもタイトルに「探偵」入ってるんだし、ちゃんと密室トリックの説明もお願いします。
・弥子に化けたサイが弥子の声で喋る場面はぞくっとした。「サイ口調の弥子」の演技が絶妙! せっかくだからダブル弥子状態のカットも見たかった!
・魔力の効かない場所っていうのはサイとネウロを互角に戦わせるためのお膳立てかな。それにしても魔力を弱めた上に挑発して罠に嵌めるというすがすがしいまでの卑怯戦隊っぷり。確かにこのくらいしなきゃ魔人には勝てないよなーと思うけど、サイが作品中の「悪」の部分を全部担ってしまったのは原作ファンにとっては一抹の淋しさがあったりもします。サイの悲劇性はシックスあってこそだし、シックス出してたら絶対25話でまとまらないし(そもそもアニメ企画スタート時点ではまだシックス未登場だし構成に入れようがない)ラスボスをサイにする構成は正解だと納得はしているんだけどね。
・そういえばアイさんは後姿のサービスカットのみか。アニメでのサイは基本ひとりで頑張っちゃってたから、それはそれで孤独で可哀想ですね。
・ラストはネウロとサイが崩れ行く遺跡の中に消え、弥子ナレーション「全ては謎のまま消えていったのです。怪盗サイも、そして…魔人ネウロも…」 →その後遥ママと再開、駆け寄る弥子の姿でエンド…みたいなことになりそうな気がすごくする。この25話で完結させるならネウロとさよならエンドもいいとは思うんだけど、やっちゃったらもう第2期がなさそうなのが淋しい…。最後の最後でうまいことネウロが死んだり魔界に帰ったりせず、血族の存在(=第2期への伏線)を匂わせて終わる線もまだ一応ちょっとだけ期待してるんだけどな。サイの回想にシックスっぽい影が出てきたこともあったしさ。
・そんなこんなで来週最終回なんですよね。残された伏線多すぎてまとまり切るか不安なんですが、HAL編ラストの時もそんな風に思ってたら綺麗にまとめてくれていたし、アニメスタッフさんはやるときはやると信じてる。次回は最後の感想をビシっと書いて締める予定です。読んで下さっている方がいるのか謎ですが、よろしくです。