テラに関するエトセトラ
HDDがテラバイト到達ってニュースを見て、「クビキリサイクル」で玖渚がいーちゃんにPCの容量聞かれて「1テラ」って答える場面を思い出しました(うろ覚えなんで細部間違ってるかも)。テラって単位がデタラメなインフレ感と玖渚の天才っぷりを表現してたと思うんだけど、5年やそこらで現実が追いついちゃったんだなあ。
クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)
- 作者: 西尾維新,take
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/02/07
- メディア: 新書
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草上仁さんだったかな、単行本のあとがきで「まさかこの作品を描いたあと、こんなに早くカラー液晶が現実化するとは思ってなかった。カラー液晶を未来の技術のように作中に出してしまってお恥ずかしい(これもうろ覚え)」って書いてあったのを子供の頃に読んだんだけど、いま私はそのカラー液晶でこうやって日記や絵を書きネットを楽しんでるわけで。いま私がSFを書いたとして「すげー未来のテクノロジー」を出すとしたら、そしてそれが2〜30年は現実に追い抜かれないためには何を書いたらいいんだろう。おなじ未来予想でも、かつてのSF少年たちがみんな夢想した「チューブの中をエアカーが走る」未来はまだまだ実現しそうにないしねえ。本気で「未来予想SF」を描こうと思ったら実に難しい。「十分に発達した科学は、魔法と区別がつかない」の精神に則って魔法少女でも描くかー?
何だかどんどん論旨がズレてきたのでこの辺にしておく。