西島大介/土曜日の実験室届いた

土曜日の実験室―詩と批評とあと何か (Infas books)

土曜日の実験室―詩と批評とあと何か (Infas books)

西島短編はメッセージ性濃くなるので、苦しくて一気に最後まで読めなかった…。真ん中には文章モノ挟んでるし。けっこうキツイ。批評、メッセージ、青臭さ、すべて危ういバランスで内包したまま絵の可愛さで押し切る作風だと改めて実感。長編はあれでもかなり意識して「漫画らしく」描いているんだなあ。
(ちとネタバレですが↓)
エピローグの描き下ろし漫画、素直に「彼とその妻の投影」と解釈して(というかラブラブメッセージだと解釈して)、ああもうこの人幸せなんだチクショーと身をよじってしまいましたわ。…という件についていろいろ書こうと思ったんですけど、あんまりリアルの人物に言及するのも何だと思って割愛。