ワンダーフェスティバル2005夏

大阪で皆さんが頑張っている間、私が何をしていたかと申しますと…ワンフェスに行ってました…! 生まれてはじめてのワンフェス。今まで立体物に興味を持ったことが殆どないのにいきなりのワンフェス。だってどうしても…どうしても欲しかったんです! クマクマアリスさんの「凹村戦争」と「西島大介版トリポッド」のフィギュア!
※以下、超初心者のピント外れまくりのワンフェス感想文です※
朝の行列に並ぶほど早起きできなかったので、お昼に到着くらいのノンビリペースでビッグサイトに向かいました。会場に向かう方たちが、いつも参加しているイベントに比べて年上の男性メインなのにドキドキ。混んではいますが混乱は全くと言っていいほどなく、落ち着いた大人のイベントなのだなあと思います。それにしても皆さんでっかい袋やリュックやカラコロ持ってますね…そうか、購入物が立体だと、本よりも数倍かさばるんだ。
カタログを買って入場。やはり同人誌のイベントとは雰囲気が違う。何かを購入してる人よりも圧倒的に「眺めている」「話している」「撮影している」人が多い。人だかりが出来ているなーと思ったら、購入行列じゃなくてフィギュア撮影のための人だかりだったのが印象的でした。
そしてどの立体物も美しいんですよ! ガチャガチャとかに入ってる大量生産の奴くらいしか見た事なかった私にはまぶし過ぎるよ…一体一体手作業で成型して彩色するとこんなに綺麗に仕上がるんですね…。
あまり専門用語を知らなくて申し訳ないのですが、関節が動くお人形や着せ替え人形の身体(髪やおっぱいの大きさをカスタマイズしてあったり)、着せ替えの服や、怪獣や、あと懐かしいオモチャや古本なんかも取り扱ってるところがあって不思議なカオス。面白いなあココ! 入場料2000円、売り物も数千円クラスのものが中心となると、冷やかしでは入りにくいので(だから今まで、コミティアの横などで同時開催していても行ってみる機会がありませんでした)こんな愉快なところだったとは知りませんでした。多少私にはわからないネタが多いのですが(昔の特撮ネタやアニメのロボットらしき物はちんぷんかんぷん)それでも展示品を見てるだけで楽しいです。
途中でみかけた古本の山の中に、私が1冊だけもってない大友克洋の絶版単行本が! 思わず手に取った…んだけど…値札が予想より一桁多い! がひーんコレ買ったら目的のフィギュアが買えないやん…! 諦めました。更に歩いていると「ヒョンヒョロ」の人形が! 渋っ! 藤子・F・不二雄で何か選ぶとしてヒョンヒョロ来るのかー! コレもかなり食指を動かされましたが、やっぱり高価ッ…! 生半な気持ちで購入できないので緊張しますよ何か。というか自分の持ってきたお金が明らかに少なかったんじゃないのかとドキドキだ。
さて、コミケと机番号の振り方が違ったためちょっと迷った挙句、ようやくクマクマアリスさんのブースへ。…机を見たら…「凹村」完売してたー!
ショックでしたが逆に「西島フィギュアを欲しいと思う人って結構いるんだ!」と嬉しくもなったり。まだ残っていた「トリポッド(ローリー&アンディ付き)」の方だけどうにかゲットです。わーい!
ところでコレ「当日版権」というシステムで現在販売許可が出ているものなんですよね…? 自分で組んで、嬉しがって写真を撮って、自分のサイトで自慢しちゃっていいものなのかしら…? 不安になった私、バカなことを質問する一見さんだなあと思われる覚悟で作者さんに質問してみたのですが、その節は丁寧にお答えくださってありがとうございました! 商品を入れる袋もない準備不足の私に紙袋まで出してくださって…。私は本当にいままでプラモデルを触ったこともないくらいの初心者以前の人間ですが、ネットで調べて頑張って組み立てて色を塗りたいと思います。出来上がったら近所の山でロケすんのー。原作のワンシーンを再現すんのー。(夢だけは広がってます)
もし次にワンフェスに来れるなら、今度こそ「凹村」手に入れますよ! あとは…新作でビーンポールかアンか火星人が出てたら…とかそっとお星様にお願い。でも理想を言えば「欲しい萌えは自給自足」ですから、いつか自分で作れるようになれるかな…? 火星人やコモコモくらい何とか…ならんかな…。
目的の物を手に入れた後は、後の予定もあったため早めに帰路へ。会場には1時間半くらいしかいられなかったのですが、とても楽しかったです。最後になりましたが、匿名で西島大介フィギュアの情報を教えてくださった方…今日の一日が楽しかったのは、すべてあなたの一言がきっかけでした。どうもありがとうございました!
(追記)クマクマアリスさんの日記見たら、西島大介さん会場に来てたらしい…すれ違ったかもよ自分よ!!