おぼえがき/予感

「なんかさあ、嫌な予感がするんだ…」ってだけじゃ行動を起すには動機不十分なんだけど、たいてい後から思えば「あの嫌な予感の時に適切な行動を起こしていれば、こんなことにはならなかったのに…」って思うんだよな。それはやっぱり当初から、問題の人物の言動とか、問題の機械の動作とか、どこかほんのわずかだけど危険の兆候を示していて、それは意識や計測にのぼるほどではないのだけれど、確かにちょっとずつ蓄積しているからなのかなあと思うのです。そのわずかな軋みを、無意識の部分で気づいていて、それが「嫌な予感」という形で現れているのかもしれない。
ただの思い込みとか勘違いの場合も多いから、一概には言えないんだけど…本当にソレを大切に思ってるんだったら、思い込み野郎の暴走だと思われる覚悟で、予感レベルの時点で行動を起すべきなのかなあと思ったりするのです。